AIに急かされて8日遅れで最初の一通を送る
AIに急かされて、8日遅れで最初の一通を送る
発端
10月19日の夜、Claudeに「ビジネスパートナーとして、地球最高のビジネスを一緒に創りたい」と持ちかけた。
短期で月5万から稼ぎ始め、中期でSaaS、長期で宇宙船地球号。壁打ちは4時間続いて、0時を回った。
結論だけ書くと、こうなった。
- 短期:AIで業務を自動化する受託を、知り合いの経営者から始める
- 中期:受託で2回作ったものをSaaSにする
- 長期:フラーの言う「より少ない資源でより多くを成す」ための情報システム
そして翌朝5時の最初のタスクは、知り合いの経営者に「一番面倒な繰り返し作業は何か」を聞く一通を送ること、になった。
「10人いない」は誤認だった
壁打ちの途中で「声をかけられる経営者は何人いるか」と聞かれて、「数人、10人はいない」と答えた。
そのあと名前を書き出していったら、直接11人、間接2人出てきた。2分で。
頭の中では「いない」になっていた。棚卸しをしないと、自分の資産を自分で過小評価する。これは営業の話に限らない気がしている。
8日遅れた
で、その一通を送ったのは今日、10月28日。予定は20日だった。8日遅れ。
遅れた理由は、文面ではない。文面は19日の夜にもう出来ていた。送る前に「ちゃんとした形」を作ろうとしたこと、決済まわりの仕組みが先に要る気がしたこと、休眠していた会社の復活手続きのほうに手が伸びたこと。全部、送らない理由にはならないと、後から見れば分かる。
この間、Claudeは毎朝同じことを言い続けていた。
送ってください。3分で終わります。
一週間止まった理由は文面ではなく、送る前に「ちゃんとした形」を作ろうとしているからだと思います。
AIに急かされている、という状況は初めてだった。人間に急かされるより、少し効く。向こうは疲れないし、言い訳を覚えていて、翌日も同じ顔で聞いてくる。
今朝は「何日遅れかな」と自分から聞いた。「8日遅れです」と即答された。
今日の易
時間易アプリ(自作の ChronoGua)で今日の卦を引くと、日卦は火沢睽。対立、食い違い、小事。大きな話を無理に進める日ではなく、小さい事を一つ片付ける日。
時間帯で見ると、9〜11時が火天大有で今日の最高。11〜13時は日卦と同じ睽で避ける。
つまり「今から11時までに送れ」と易も言っている。AIと易が同じことを言ったので、送った。
送った文面
誰に送ったかは書けないので、形だけ。
先日はありがとうございました!
最近、AIを使った開発の仕事を少しずつ増やしていて、面倒な実装を引き受けることもやり始めました。
前に話してた件、もし進めるタイミングが来たらぜひ声かけてください。
最初に出た案は、決済事業者の名前まで並べた前のめりな文面だった。「急に前のめりだと向こうもびっくりする」と言って、ボールを相手に置く形に直した。AIは背中を押すのが仕事で、距離感を測るのは自分の仕事、という分担になっている。
この記事自体が
この記事は、「送ったら、遅れたこと自体を発信のネタにしろ」と言われて書いている。
作る前に売る。やったことは全部見せる。ネタがないときは、ネタがないことを書く。先週見たある海外の事例から取った三つの手法のうち、三つ目をここで実行している。
続きは、返事が来たら書く。来なかったら、来なかったことを書く。
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追記:実際に送ったのは、もっと短い一通だった(8:22)
上の「送った文面」は、送っていない。ここから5往復した。
次に出た案は「手伝えます」を明示した営業文。そのたびに「急に前のめりだと向こうもびっくりする」「関係性はあるから世間話から入りたい」と自分で削っていって、最後は営業の要素がゼロになった。
おはようございます!
先週のPHPとGMO、すごいことになってますね。そちらは大丈夫でしたか?
うちも関わってる案件を一通り確認して回ってました。
今週のPHPの重大な脆弱性と、GMOの大規模な不正アクセスを「大丈夫でしたか」と聞くだけ。「確認して回ってた」の一言で、そういう仕事をしている人だとは伝わる。
AIは背中を押すのが仕事で、距離感を測るのは自分の仕事、という分担になった。8時22分、送った。